データベース ER図、DFD
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読者の情報処理試験合格(シスアドから高度まで)を目指しています。
作者は、アプリケーションの開発を行なっているエンジニアです。
情報処理試験の知識(理論)を、日々の業務(実践)にどう生かしていくか、その辺りの事を意識
して、発行していきます。

データベース ER図、DFDとは


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        ★★ 『情報処理試験のお勉強(千里の道も一歩から)』 ★★
                           2004/03/14 第16号
        知識の習得は、本当に楽しいものです。
        それぞれの目標に向かって、一歩ずつ踏出して行きましょう。
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        まぐまぐ:726 めろんぱん:88 メル天:49 カプライト:70
        E-Magazine:47 Macky!:22 melma:13      総発部数:1015
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       『ソフトウェア開発技術者 午前平成14年問46』
     
      受注処理に関する図 1 の ER 図に対応した図 2 の DFD を作成した。図 2
     のデータストア Z に相当するエンティティはどれか。ここで,ER 図における
     エンティティ間の関係は,1 の方を 1,* 印の方を多とする。
     
     
     ┌────┐1  *┌────┐1  *┌────┐*  1┌────┐
     │ 顧客 ├───┤ 注文 ├───┤注文明細├───┤ 商品 │
     └────┘   └────┘   └────┘   └────┘
                 図 1 ER 図
     
         ┌───┐         ─────
         │顧客 ├──┐ ┌────  X
         └───┘注文│ │    ─────
                ↓ ↓
                ───
               /   \    ─────
               | 受 注 |←───  Y
               \   /    ─────
                ───
                │ │
        ─────── │ │    ─────
         注文ファイル←┘ └───→  Z
        ───────        ─────
     
               図 2 DFD
     
     
        ア 顧客マスタファイル
     
        イ 在庫ファイル
     
        ウ 商品マスタファイル
     
        エ 注文明細ファイル
     
     
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     メールマガジンがずれて見える方は、
      http://www.mag2.com/faq/mua.htm を参考にしてください。
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合格を勝取るにはコレ!! 絶対に読んでおくべきです。

▽ http://www.mag2.com/m/0000120201.htm



     『解説』
     
       今回の問題は、ER図とDFDについての問題です。
     
       ER図については、今まで何度か扱ってきました。
       ERのEはエンティティ、Rはリレーションシップの頭文字を取ったもの
       ですね。
     
       エンティティはテーブル自身ですね。
       エンティティ「商品」は、商品テーブルの事を意味しています。
     
       リレーションシップはテーブル間の関係を表しています。
       主キーと外部キーの設定でリレーションを作りましたね。
     
     
       DFDは、データの流れを表した図のことですね。
     
       ┌───┐
       │顧客 │  は源泉を表しています。
       └───┘
              問題文のDFDからは、受注プロセスは
              顧客の注文を発生源にしていると読取ることが出来ます。
     
     
       ─────
       注文ファイル はデータストアを表しています。
       ─────
              ファイルと書かれてはいますが、実際はテーブルを指して
              います。つまり、ここがER図のエンティティと重なります。
              DFDとER図をリンクさせるポイントです。
     
     
        ───
       /   \
       | 受 注 | はプロセスを表しています。
       \   /
        ───
             プロセスとは、おおまかに言ってしまうと処理のことです。
             プログラマはDFDとER図を見て、この部分の処理をプログラミング
             するのだなと分かります。
     
             問題文から読取れることは、「X」テーブルと「Y」テーブル
             を入力として「注文」と「Z」を出力するのだなと分かります。
             もう少し砕いて書くと。。。
             「X」テーブルと「Y」テーブルを検索して(SQLのSELECT文)、
             「注文」と「Z」に行を挿入(SQLのINSERT文)するのだなと
             分かります。
     
     
       では、問題文を見てみましょう。
       ER図からエンティティは「顧客」「注文」「注文明細」「商品」の四つ。
       DFDのデータストアも「X」「Y」「Z」「注文」の四つ。
     
       つまり、「X」「Y」「Z」は「顧客」「注文明細」「商品」のいずれかが
       入ると分かります。
     
       では、実際に顧客から注文を受けた時の様子を考えてみましょう。
       源泉である顧客から電話注文を受けると、顧客名や住所など顧客に関する
       情報を最初に聞きます。(「X」は「顧客」とわかりますね。)
       次に、注文をする商品と個数などを聞きますね。(「Y」は「商品」とわか
       りますね。)これで、注文が終了しますが、注文した内容を残しておかな
       ければ、後で分からなくなってしまいます。
       そこで、出力として、トランザクションファイルである注文と注文明細に
       記述するのだなと分かります。
     
       よって「Z」は「注文明細」だとわかりますね。
       解答は「エ」です。
     
     
       では、折角、ER図もあることですから、トップダウンでテーブルでも
       設計しておきましょう。
     
       顧客(顧客番号、顧客名、電話番号、住所)  主キー{顧客番号}
       商品(商品番号、商品名、単価)       主キー{商品番号}
       注文(注文番号、注文日、顧客番号)     主キー{注文番号}
                            外部キー{顧客番号}
       注文明細{注文番号、商品番号、個数} 主キー{注文番号、商品番号}
                            外部キー{商品番号}
     
     ┌────┐1  *┌────┐1  *┌────┐*  1┌────┐
     │ 顧客 ├───┤ 注文 ├───┤注文明細├───┤ 商品 │
     └────┘   └────┘   └────┘   └────┘
     
       こんな感じになりますね。
     



合格を勝取るにはコレ!! 絶対に読んでおくべきです。

▽ http://www.mag2.com/m/0000120201.htm



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       このメールマガジン自身も、千里の道を一歩ずつ、着実に歩んでいきます。
     
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