データベース ER図
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読者の情報処理試験合格(シスアドから高度まで)を目指しています。
作者は、アプリケーションの開発を行なっているエンジニアです。
情報処理試験の知識(理論)を、日々の業務(実践)にどう生かしていくか、その辺りの事を意識
して、発行していきます。

データベース ER図とは


                                           
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        ★★ 『情報処理試験のお勉強(千里の道も一歩から)』 ★★
                           2004/06/27 第25号
        知識の習得は、本当に楽しいものです。
        それぞれの目標に向かって、一歩ずつ踏出して行きましょう。
     
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        まぐまぐ:802 めろんぱん:91 メル天:65 カプライト:74
        E-Magazine:76 Macky!:26 melma:16      総発部数:1150
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       ▽ http://jstudy.fc2web.com/keyman2.html
     
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       『上級システムアドミニストレータ 午前平成15年問14』
     
      アプリケーション開発の成果物であるジョブ,プログラム,画面,帳票,コピー
     句を管理するためのリポジトリ構造を次のように定義した。このリポジトリ構造を表
     現した E-R 図の (3) に入るものはどれか。
     
      (A) ジョブは複数のプログラムから構成される。
      (B) 一つの画面には一つのプログラムが対応する。
      (C) 一つの帳票を出力するのに,複数のプログラムを必要とする場合がある。
      (D) 一つのプログラムが,複数の帳票出力で使用される場合がある。
      (E) 一つのジョブで,複数の帳票を出力する場合がある。
      (F) コピー句はプログラムの入出力定義であり,複数のプログラムで共用される。
     
              ┌―――――┐
              │  (1)   │
              └――┬――┘
                 │
                 │
     ┌―――――┐  ┌――┴――┐  ┌―――――┐
     │   (2)   │←→│プログラム│←→│  (3)    │
     └―――――┘  └―――――┘  └――┬――┘
                 ↑        │
                 ↓        │
              ┌―――――┐     │
              │  (4)    │←――――┘
              └―――――┘
                           ┌―┐ ┌―┐
     ここで, A と B が,1対1の対応関係のときは│ A├―┤ B│,
                 ┌―┐  ┌―┐  └―┘  └―┘
     1対多の対応関係のときは│ A├─→│ B│,
                 └―┘   └―┘
                 ┌―┐  ┌―┐
     多対多の対応関係のときは│ A│←→│ B│と表記する。
                 └―┘   └―┘
     
      ア 画面
     
      イ コピー句
     
      ウ ジョブ
     
      エ 帳票
     
     
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      メールマガジンがずれて見える方は、
       http://www.mag2.com/faq/mua.htm を参考にしてください。
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合格を勝取るにはコレ!! 絶対に読んでおくべきです。

▽ http://www.mag2.com/m/0000120201.htm



     『解説』
     
      今回は、データベースのER図についての問題です。
      データベースのテーブルを設計するために、お客さんにヒアリングを行ない
      エンティティ間の関連などを明確にしてモデリングを行なう、トップダウン
      アプローチです。
     
      出題は、上級システムアドミニストレータですが、
      全ての科目の午前で出題されるような問題ですね。
     
      覚えておくべきところは、問題文の
     >                      ┌―┐ ┌―┐
     >ここで, A と B が,1対1の対応関係のときは│ A├―┤ B│,
     >            ┌―┐  ┌―┐  └―┘  └―┘
     >1対多の対応関係のときは│ A├─→│ B│,
     >            └―┘   └―┘
     >            ┌―┐  ┌―┐
     >多対多の対応関係のときは│ A│←→│ B│と表記する。
     >            └―┘   └―┘
      だけですね。
      文章を、個別に、この図に当てはめるだけです。
      そして、出来あがった図を1つに纏めるだけです。
     
     
      では、早速、問題を見てみましょう。
     
     >(A) ジョブは複数のプログラムから構成される。
     >(B) 一つの画面には一つのプログラムが対応する。
     >(C) 一つの帳票を出力するのに,複数のプログラムを必要とする場合がある。
     >(D) 一つのプログラムが,複数の帳票出力で使用される場合がある。
     >(E) 一つのジョブで,複数の帳票を出力する場合がある。
     >(F) コピー句はプログラムの入出力定義であり,複数のプログラムで共用される。
     
      エンティティの関連を表す条件が(A)〜(F)までありますね。
      これらの言葉を1つずつ、ER図にしていけば、問題を解く事が出来ます。
     
     > (A) ジョブは複数のプログラムから構成される。
     
      これをER図にすると ジョブ → プログラム
     
     
     > (B) 一つの画面には一つのプログラムが対応する。
     
      これをER図にすると 画面 − プログラム
     
     
     > (C) 一つの帳票を出力するのに,複数のプログラムを必要とする場合がある。
     
      これをER図にすると 帳票 → プログラム
     
     
     > (D) 一つのプログラムが,複数の帳票出力で使用される場合がある。
     
      これをER図にすると プログラム → 帳票
      上記(C)の結果と合わせると  プログラム ←→ 帳票
     
     
     > (E) 一つのジョブで,複数の帳票を出力する場合がある。
     
      これをER図にすると ジョブ → 帳票
     
     
     > (F) コピー句はプログラムの入出力定義であり,複数のプログラムで共用される。
     
      これをER図にすると コピー句 → プログラム
     
     
      (A)〜(F)を1つの図で表すと次のようになりますね。
     
     
     
              ┌―――――┐
              │  画面  │
              └――┬――┘
                 │
                 │
     ┌―――――┐  ┌――┴――┐  ┌―――――┐
     │コピー句 │←→│プログラム│←→│ジョブ  │
     └―――――┘  └―――――┘  └――┬――┘
                 ↑        │
                 ↓        │
              ┌―――――┐     │
              │ 帳票  │←――――┘
              └―――――┘
     
     
     よって答えは、
     
         ウ ジョブ となりますね。
     



合格を勝取るにはコレ!! 絶対に読んでおくべきです。

▽ http://www.mag2.com/m/0000120201.htm



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     『編集後記』
     
       仕事は、学校の授業と異なり、無の状態から作り上げなければなりません。
       料理で例えるならば、学校の授業は料理の下ごしらえは全て出来ている状態
       でまかされますが、仕事では、材料の買い出し、イモの皮むきからまかされる
       様なもんですね。
     
       自ら貪欲に、知識を吸収し、使いこなせる様にならないといけません。
     
     
     『お願い』
     
       今回、受験を考えている方などに、情報処理試験のお勉強
       (千里の道も一歩から)を、紹介してあげてください。
       このメールマガジン自身も、千里の道を一歩ずつ、着実に歩んでいきます。
     
      「情報処理試験のお勉強(千里の道も一歩から)」
       まぐまぐ  :http://www.mag2.com/m/0000120201.htm
       めろんぱん :http://www.melonpan.net/mag.php?005485
       メル天   :http://melten.com/m/16380.html
       カプライト :http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/8670.html
       E-MAGAZINE :http://www.emaga.com/info/megafri.html
       Macky!   :http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=megafriday
       melma!   :http://www.melma.com/mag/20/m00102220/index_bn.html
     
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       『 情報処理試験のお勉強(千里の道も一歩から) 』
       作者  :メガフラ(megafriday@yahoo.co.jp)
       HP  :http://jstudy.fc2web.com/
       発行周期:週間
     
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